何日で取得できる?免許合宿の日にちとは

日本では自動車を運転するために、運転免許証を取得する必要があります。免許の取得には大きく分けて2つあり、各都道府県にある公安委員会が指定した教習所や自動車学校を卒業後に運転免許試験場で学科試験をパスする方法、または直接運転免許試験場に向かい、運転の実技技能試験と学科試験をパスする方法があります。

今回は教習所や自動車学校のうち、合宿する場合についてご紹介します。

免許合宿にはどんな人が向いている?

教習所や自動車学校では、自宅などから通いながら通学する方法と、教習所や自動車学校の寮あるいは指定された宿泊施設などに滞在し、短期間で集中しながら教習を受ける方法の2つがあります。免許合宿では2週間から長くても1か月以内で免許の取得を目指すため、高校卒業後の春休みや大学在学中の長期休暇、あるいは社会人であっても2週間以上のまとまった休みが取れる方に向いている方法です。

また、短期間で詰め込み学習を行うためハードスケジュールに耐える必要があります。

どのくらいで免許が取得できる?

教習所や自動車学校で免許を取得するための卒業資格を得るためには、学科教習と技能教習に合格する必要があります。また、普通自動車の運転免許には大きく分けてMTとATの2種類があり、MTの方が少し教習時間が長いです。

学科教習では一日の受講時間に制限はありませんので、この学科教習が通いの生徒と比べると詰め込み教育となります。技能教習は、教習所や自動車学校内のみで行う第1段階で1日当たり2時限まで、仮免許取得後に行う路上教習がある第2段階で1日当たり3時限までと定められています。

免許合宿が選択できる教習所や自動車学校では通いの生徒に比べ、合宿の生徒が優先的に技能教習を受けられるようにしている場所もあります。通いと合宿の大きな違いは、スケジュールの組み方とも言えます。通いでは、あらかじめ定められた学科教習の合間を縫って受講したいタイミングで技能教習を受講します。

対して合宿の場合は、教習所や自動車学校が学科教習だけではなく、技能教習も予定に組まれており、そのスケジュール通りにこなす必要があります。教習に不合格となった場合も考慮され若干の余裕はありますが、過密に組まれている場合が多いです。

そのため、免許合宿であればAT車限定免許で最短14日程度、MT車で最短16日程度で卒業というのが一般的な期間です。基本的には真剣に取り組むことで20日程度あれば卒業が可能となっています。

免許合宿の流れとは

合宿は、前述したとおり教習所や自動車学校から渡されたスケジュール通りに進みます。このスケジュールは1コマあたり50分、休憩時間が10分で、1日あたり10コマから15コマ程度に分けられています。また、学科教習に制限はなく、技能教習は段階によって2コマ~3コマまでの制限があるため、おおよそ1日当たり4コマ~6コマの教習がある場合が多いです。

第1段階では、10コマの学科教習とAT限定で12時間以上、MTで15時間以上の技能教習を受講し、仮免許技能検定を受験します。

仮免許取得後第2段階では、16コマの学科教習と19時間以上の技能教習を受講し、その後本免許技能検定を受けます。

技能検定にある〇時間以上となる理由は、検定前に「みきわめ」に合格する必要があるからです。このみきわめがあるというのは、試験官から見て受講生が検定に合格するかどうかといういわゆるお墨付きかどうかということです。

みきわめにパスできないと、さらに1時間の教習を受講後、再度みきわめに挑戦する必要があります。

自動車免許合宿を終えた後の手続きはどうする?本免学科試験は期限内に必ず受けよう!

免許合宿に必要なものは

教習所や自動車学校に入学するために必要なものがいくつかあります。合宿がある教習所や自動車学校は郊外や地方にあることが多く、住民票があるところから離れて下宿という場合は忘れ物がないように気をつけましょう。

必要なものは3か月以内に発行された、本籍地が記載されている住民票、有効期限内の学生証や写真付きの住基カード、あるいは健康保険証などの身分証明書、シャチハタではない印鑑です。また、すでに免許を持っておりあらたな区分の免許を取得しようとしている場合は既得の運転免許証も必要です。

特に、長期間にわたる場合は万が一の病気のことを考えて、身分証明書としても使える健康保険証をコピーでも持って行った方が無難でしょう。運転免許証を取得するためには、ある程度以上の視力が必要となります。その視力は矯正視力でも可能なため、メガネやコンタクトレンズと洗浄用の道具などを忘れないようにしましょう。

運転するためにはそれにふさわしい動きやすい服装が必要なため、相応の服装とスニーカーなどの滑りにくい底の平たい靴を持っていきます。また、書類などを書くためのボールペンや、試験に用いる鉛筆や消しゴムが必要です。

シャープペンシルでも可能ですが、試験はマークシート方式のため、鉛筆の方が無難です。その他、合宿中に使う荷物運搬用のA4サイズの教本が何冊か入る小型のカバンを持っていくと便利です。また、合宿のため運転教習に必要なものだけではなく、日常生活に必要なものを持っていきましょう。

現金やキャッシュカードといった金銭類、着替え類などが必要となります。他にも、教習所や自動車学校によって備え付けのものがある場合もありますが、ない場合や肌が弱いなどといった場合、洗濯用品や入浴用品なども持っていく必要があります。

設備や周辺にある施設をあらかじめ調べておくとよいでしょう。

免許合宿をするにはどの時期がよい?

免許の取得のために教習所や自動車学校に通うときは、その時期により受講のしやすさはもちろん、価格が変わってくる場合が多いです。

一般的に繁忙期と呼ばれる時期は、12月下旬~4月頃、6月中旬~9月頃の二期です。特に12月下旬~3月中は進路の決まった高校生や就職時期と被りますので、料金が高くなってしまいます。

この期間は割高の料金がかかる上に定員が少なく設定されているため、予約が取りにくいとされています。そのため、早めの予約が必要となってしまいます。反対に、この時期を避ければかなり安く免許取得を目指すことができます。

キャンペーンなどをやっていれば、普段よりも安い入学金と受講料でイベントなどが組まれている場合もあります。また繁忙期でなければ、スケジュールに若干の余裕があったり、複数人で泊まるはずの場所を1人で使うことができる、ランドリー室などを気兼ねすることなく使うことができるなどといったメリットもありますので、時期的に余裕があるのであればこの期間を狙ってみてもよいかもしれませんね。